日本の健康食品やサプリメントの安全性や効果は、消費者にとって大変わかりにくい現状と言わざるをえません。

中には、健康の為の食品にもかかわらず、安全と安心が約束されていない健康補助食品製品が多く出回っていたり、 健康食品の主成分表示がないもの等が混在しています。

■健康食品やサプリメントのとらえ方
日本では想像のつかないほどアメリカでは健康食品やサプリメントが人々の生活の一部になっています。

「アメリカ国民の健康維持と改善が、政府にとって最優先の課題である」という題目があり、その推進の為に設定されたDSHEA(栄養補助食品健康教育法)によって健康食品は管理されています。 健康食品の安全性や効果について正確な情報を手に入れ、学習し効率的に健康食品やサプリメントを取り入れていくことが、医療コストの削減につながっていくという考えがアメリカの根本にあります。

日本には、健康食品やサプリメントについて根拠のない効果、効能を謳っている商品がたくさん存在します。 健康食品の臨床データ１つにしても、データ収集方法が様々で個人レベルでのモニター結果を臨床とよんだり、人間に適さないデータや副作用等も存在します。

大切なことは、健康食品やサプリメントの本当の内容（安全性・効果・副作用）を自分自身で調べ、知識を得て、本当に機能性の高い健康食品やサプリメントを選択して取り入れることです。

■健康食品やサプリメントを選ぶポイント

◇健康維持や病気の治療に効果あったことが実証されている健康食品やサプリメントか。
◇健康食品やサプリメントの素材の安全性が確認されているか。（服用して副作用の心配がない健康食品やサプリメントか）
◇健康食品やサプリメントはサンプルを一度試して自分の口に合ったものを選ぶ。 （健康食品やサプリメントは始めから何か月分も買わない）
◇衛生管理がしっかりした工場で作られ品質検査がされている健康食品やサプリメントか。（細菌や農薬が混入している健康食品やサプリメントもある）