商品説明
鹿茸 ロクジョウ 身白粉片1級品
シカ科のアカジカまたはジカの雄の幼角を乾燥したもの。
鹿茸が角化していない袋角という大まかなご理解を頂いたところで、
鹿茸の歴史的経緯について少々説明いたします。
中国最古の薬物書であるである『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』
に収載されていることから、後漢の時代には薬物として利用されていたことがわかります。
それからもっと古い時代、秦の始皇帝以前に作られた
『山海経(せんがいきょう)』という書物がありますが、
ここに六畜として鹿が載っていて、食用に供されていたと記されているところをみると、
鹿茸は多分悠久の昔から使われていたと考えるのが適切ではないでしょうか。
秦の始皇帝以前なんていいますと、西暦では紀元前三百年以上前の話ですから、
今から二千三百年以上も前のことになります。
特徴
体長2m、肩の高さ1.2m、体重200kg程とやや大型です。
雄は毎年3~4月に角が脱けて新しい角が生え、5~6月頃に最も成長して茸角
となります。生薬には、乾燥させた雄のシカの幼角を用います。

生育地
中国、モンゴル、シベリアなどに分布しています。
この生薬の特性
五気(薬性) 温おん 五味 甘かん
強壮や強精作用や鎮痛作用を持ちます。
効能
強壮、強精、鎮痛などに効果があります。
こんな症状に
A頭暈(目のかすみやふらつき、めまい)
B耳鳴り
C腰膝の脆弱
Dインポテンツ
E四肢のしびれ感全身不眠 低血圧症 慢性的な虚損
自律神経失調症 更年期障害

鹿茸の等級は区別します
根 骨质片 4級品
身 血沙片 3級品
身 红粉片 2級品
身 白粉片 1級品
半臘片 頭 特級品
臘片 頭 特級品
成分組成
有機物60%、水溶性浸出物12%、アルコール溶性浸出物2.3%などを含みます。